孤独で無趣味なら居酒屋で一人飲みがオススメ
こんにちは。サトラレです。
今回は私の唯一の趣味と言ってもいい居酒屋での「一人飲み」について書こうと思います。
Youtubeのオススメでアメトークの『ひとり呑み芸人』の動画が出てきたので見たら、
なんだか私も一人飲みについて書きたくなってきました。
私は元々お酒に対して興味がなく、「一人飲み」に出会うまで随分時間が掛かったのですが、ひょんなことからこれが自分の趣味だと人に言えるようになるまで好きになりました。それまで仕事以外はほとんど家に引きこもってネットやテレビを見てダラダラしているだけだったので、それよりかは幾分か「まとも」な趣味だと思います。
どちらにせよ、世間的にはあまりウケは良くないですが。
それでは、今回は一人飲みについて書いていこうと思います。
友達がいない孤独な人間には一人飲みがオススメな理由
離婚する前の父親が酒乱だったのでお酒に対して興味がなく、長い間嫌悪感を抱いていました。
そんな私でも年月を重ねるごとに、段々とその意識が薄れ、徐々にお酒を飲むことに抵抗が無くなり、趣味、生涯のライフワークだと思えるほど好きになっていきました。
友人もなく、恋人も出来たことがない私のような孤独な人間にとって、一人飲みというのはとても有意義な時間で、沢山の素晴らしい時間を過ごせました。また、その逆もありました。
一人飲みの素晴らしさ、楽しみかた、嫌だった経験を書いていきます。
一人飲みは趣味として恥ずかしくない
世の中には一人で過ごす遊びや趣味が沢山ありますが、一人飲みもジャンルとして確立されています。吉田類さんや太田和彦さんといったその筋では有名なオッサンがテレビや書籍で一人飲みの楽しさや、良い店を紹介しています。
一人でお酒を飲む、居酒屋に行くことに対して、否定的な見方をする人が多いですが、
一人でこそ楽しめるお酒、過ごし方があります。
気を使わなくて済む
一人だと誰にも気を遣わずに済みます。もちろんお店の人や他の客さんに迷惑を掛けない範囲ですが。お酒と料理を一人だけの時間を楽しめばいいのですから、あとは自由にゆっくりと過ごせばいいだけです。それでも多少気を使ったほうがいい場合があります。
注文時はお店に気を使ったほうがいい
お店の込み具合にもよりますが、複数の注文を受けて調理と配膳しているわけですから
多少気を使ってお店の様子を見計らって注文したほうがスマートです。
常連にも気を使った方がいい
カウンター席であれば、奥にいくほど常連がいます。
店に入って特に案内されなければ、出入り口に近い席を選んだ方が無難です。
自分のペースで自由にお酒や料理を楽しめる
職場の飲み会、仕事での付き合いと違って、一人でゆっくり楽しめます。
他人と一緒に飲むと、いろいろと気を使いお酒や料理を楽しめませんが
一人ならじっくりと楽しめます。自分の飲みたいお酒、食べたい料理を胃袋と相談しながら楽しめばいいだけです。もちろん財布とも相談しなければいけませんが。
お店によって置いてあるお酒の種類が違う
お店によってビールや日本酒、焼酎といったお酒の種類、銘柄が違います。
更に地方によっても違うので、住んでいる地域だけではなく、旅行先でもその違いを見つける楽しみがあります。私はお金がない貧乏人ですので、その楽しみ方はできませんでしたが(笑)
お店によって料理が違う
居酒屋もいろいろと種類があります。鳥、豚、牛の串焼きがメインだったり、魚介類がメインだったり、沢山の種類のメニューがあるお店があって、面白いです。
ゆったりとした時間を楽しめる
お酒を飲み、料理を食べて過ごしていれば、あとは何もしなくていいです。
次に何を頼むかメニューを見ながらじっくり考えるのも楽しいですし、その日の一日を振り返ったり、仕事のことを考えたり、テレビを見たり、スマホを見たり、本を読んだり、ただボーっとしてたり、周りに迷惑を掛けなければあなたの自由です。
長居は禁物
お店の込み具合と注文量と酔い具合によって、過ごす時間を考えましょう。
カウンター席のみ串焼きメニューだけの単価が安い店だと、だらだらと飲んで過ごすのはお店に迷惑ですし、カッコ悪いです。私は酔いすぎて、勘定が3000円ぐらいで3時間以上過ごしたことがありましたが、恥ずかしかったです。
なるべく1時間、長くて2時間ぐらいがいいかと思います。
知らない人との会話ができる
お店によって違いますが、話しかけてくる店主、店員さんがいます。店に通うほど、二言三言の言葉を交わし、会話が増えてくるのも一人居酒屋の醍醐味だと思います。
最初はご夫婦だと思っていたのが、親子だったという間違いがありまして、
息子さんから「壮大な勘違い(笑)」と言われたのが懐かしいです。
他のお客さんとも話すことがある
お酒の酔いか、席の近さによるのか居酒屋のカウンター席では隣のお客さんから話掛けられることもあります。
そこで話が弾めば、仲良くなってもう一軒他のお店に一緒に飲んで奢ってもらったり、
連絡先を交換したり、名刺を貰ったり、といったこともあります。
自分から話しかけてもいい
世間話や身の上話をする必要はなく、他のお客さんが食べている料理が何か聞いてみたりして話すのも楽しいです。食べている料理が知りたいだけなので、それだけで話が終わっても気にする必要はありません。お喋りにしにきたのではなく、一人になりに来たのですから。
一人飲みで嫌な経験をした事もある
最初に愛知県に引っ越した時にまだ貯金に余裕があって、職業訓練まで日があった無職時代に飲みにいったら、年齢を聞かれ答えたら、「ゆとり世代は円周率が3だったんだろう」と馬鹿にされたり、「半端もん」と言われ頭を叩かれたり、「誰の金で飲んでいるんだ」としつこく絡まれたり、貯金額を聞かれ教えたら笑われたり、常連客と絡まずに一人で端っこで飲んでいるのを揶揄されたり、と非常に不愉快な経験をしました。
そういう経験もあって、中華屋のテーブル席で飲む楽しさを覚えました。
まとめ
嫌なことも経験しましたが、それでも一人飲みは楽しいです。
居酒屋も小料理屋、割烹のように高いお店もありますが(行ったことありませんが)、私は昔ながらの赤提灯で昭和から続いているような寂れたお店が大好きです。
そこでなら、お金もなく孤独で人生が上手くいかない私のような人間でも受け入れられているような気分になり、自由を感じられたからです。ただ酔っていただけでしょうが(笑)。東京時代に一人飲みを覚えたら、それまで見過ごしていた街が違った景色で見えるようになりました。どこか移動するたびに赤提灯や暖簾を見つけると、この店はどんな店だろうと、そこで飲むのを妄想するのが楽しかったりもします。
東京に戻ったらまた行きたいお店、いつか行ってみたいお店が日本中ありましたが、もう居酒屋どころか外食もできない身になってしまいました(笑)
アルコールが飲めて、孤独な人生に飽きていたら一人飲みはいかかでしょうか?
タイムマシーンがあれば、26歳の時の自分にもっと早く一人飲みに行っとけよと忠告したいです。